冷えは、女性の方に多い症状ですが、昨今、寒冷地に住む男性や若い男子からの相談が増えてきた。
冷え性は主に、血液の流れを調節する自律神経が身体の皮膚血管を収縮して血液の熱を外に放出しないように防御するため、血管の少ない手足や腰の血液循環が悪くなり、しいては自律神経の働きが鈍った状態になる。
また、性ホルモンバランスの異常、新陳代謝の衰えなどが原因とされる。
動脈硬化症により手足の冷えを伴うこともあるので、冷え症を侮るなかれ。
夏の時期にクーラーを使い過ぎる所に長期滞る事が多い人など、夏に体を不用意に冷やした人は、秋から冬の時期に、冷えを強く感じられる。
また冷えの他に、頭痛・肩こり・のぼせ・めまい・腰痛・神経痛・動悸・膀胱炎などの症状が起きやすい。
漢方では日頃から自律神経の働きを促進し、血液を拡張して血液循環や新陳代謝を活発にし、体質改善をはかる。
身体全体を衣服で羽織り、熱が逃げないようにカバーして、タンパク質・ビタミンB/C/E、鉄を多く摂取する。
漢方は冷え性には、早期に良好な兆しを示す。
ただし、長期に渡り冷えに悩む方は、体質改善が必要な為に長期の服用が肝要である。
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