通常、「眼精疲労」は全身の疲労感や精神的要因から起こるストレスが一般的である。
漢方では、目の症状、かすみ目・目の乾燥(ドライアイ)・夜盲症・疲れ目・目の痛み・目の充血・視力減退・めまいなどは、五臓の中で主に「肝」と関係があるとされる。
肝以外では「腎」と「心」とも深い関係にある。
疲れや神経の使い過ぎにより、正常に肝臓が働かなくなると、血液を造る力が低下し、自律神経系の働きも鈍り血液の循環が悪くなり、循環器(心)に負担を掛けてしまい、目に影響を与えてしまう。
また、疲れが溜まると顔や手足がむくみ、目の周囲の腫れや目のかすみなどの水毒症状が現われる。
この状態が続くと「肝腎(心)要」状態となり、肝臓の影響により、腎臓・心臓への負荷が増し、腎・心自体の働きが低下し悪循環を示す。
血行が良くなれば、水晶体(レンズ)を伸縮させる毛様体の運動を活発にしてくれる。
まれに、視力減退により、物がかすんで見える場合、カルシウム不足の時がある。
眼精疲労が慢性化すると、内臓の不調が現われて来る。
たとえば、手足のむくみ・しびれや足腰の冷え・痛み、肩こり、のぼせ、頭痛、耳鳴り、胃腸障害、尿の回数が多くなるなどの症状が現れる。
まず、漢方で血行を良くすること。
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