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「四方山話」 其の二十六

1.肝腎要の心眼なり

2.老婆心独語

□■□ 肝腎要の心眼なり □■□

「目は口程に物を言う」など 目の付いた故事・成句は多数ある。

漢方では目は五臓六腑と それぞれ関連している。

・ 瞳(瞳孔)は、腎・右目は人

・ 黒目(虹彩)は、肝・両目は肝

・ 白目(眼球結膜)は、肺

・ まぶた(上下)は、脾(消化器系)

・ 目の鼻側(涙腺)の部分は、心・左目は 、心

と関係あるとされている。

目の疲れ、目がかすむ、目の乾燥、夜盲症、めまいなどの症状は、内臓のバランスの崩れが目にあらわれる。

 

「素問」に「肝は目に開孔す」・「肝は血を受けてよく視る」とあり、目に生ずる異常は肝と関係し、目に症状がある時は、特に肝の治療をポイントにする。

 

特に、寝不足、冷え、過労、心身の疲れ(ストレス)、老化によって肝機能が低下すると、造血、血液の流れ、自律神経系の働きが鈍り、目に影響を与える。

こんな時は、腎を補いながら 心・肝を治療する必要がある。

例えば、目の囲りのまぶたが腫れる時、水毒症状で水分の代謝によるもので、腎及び脾(消化機能)の働きが衰えている。

下まぶたが赤く黒ずむ時、過労やお血によるもので、腎・肝の働きが低下している。

白目(結膜)が赤く充血している時、アレルギー・寝不足・肉類、刺激物の過剰摂取や熱による。
それ以外として肺(気管支炎・皮膚過敏症・食べ過ぎ・便秘など)と肝の働きが低下して起きる。

目やにが多く、充血している時、過労・寝不足など精神的ストレスで自律神経の働きが鈍り、血液の循環が悪くなる。これは、心と肝の働きの低下による。

白目が濁った黄色の場合、湿熱があり黄疸である。

白目が淡く青白い場合、気血のパワーが虚弱状態。

白目が青紫色の場合、内出血。

目が乾く(ドライアイなど)時は、津液(体を流れる一切の液体)
の不足。腎の力の消耗による。

陰陽五行では、肝と腎との関係に重点を置き、眼精疲労、視力低下、ドライアイなどは腎虚といい、腎の働き低下によるもので、他の症状に、手足腰の冷え、 時にほてり、腰が重い、耳鳴り、尿の回数が多い、口・のどが渇くなどが現れることも。

腎を補うと連鎖して肝が整い目を明らかにする。
(経験では、血液が体内にうっ滞している事も考慮して治療する必要がある。)

視力減退は、老化とも深い関わりがあり、腎は生命力やホルモンを担う場で、老化をカバーする箇所になる。

老化により、体液中の水分が少なくなり、虚熱(陰陽気血の不足によって起こる不快な熱を云う)が起こり、体のほてり・耳鳴り・頭痛・ふらつき・舌が赤く潤いがない状態を示す 又 逆に寒がり、疲労しやすく、舌は白く苔があることもある。

この時の症状によって、使う生薬が変わってくる。

 

□■□ 老婆心独語 □■□

【 他力とは本能的に導く力なり 】

鎌倉時代初期の僧で浄土真宗の開祖、親鸞は九十歳の長寿を全うし、思想は豊富な内容を含んで多彩であった。

親鸞の教説を蒐集した「歎異抄」は、他力信仰の真意を説くものである。

思想のひとつとして他力の信心があり、端的に示す表現に、「他力の中の他力」や「如来回向の信心」がある。

今風に解釈すれば、他力本願(他人の力で事をなし遂げようとすること)のように誤解された意味ではなく。

もっと深く人は自分だけで生きているのではなく、自分を取り巻く総ての恵みと共に生きている。

間接的にでも生きている以上 それら総てから生かされている。

人生には平穏無事の順境の時もあれば、異常事態の逆境の時もある。

雨の日、風の日等の天候の如く、種々に変化する外界の条件の中で、その場その場に応じて、家族と共に円転自在に治めて行けば、幽玄な人生の妙味もおのずから感得されるであろう。

「 楽天短命   天を楽しみ  命を知る 

           天命を悟って  楽しむことも然り 」

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