TOPページ富樫漢方堂薬局について生薬の安全性について
富樫漢方堂紹介

最近、練り歯磨きや咳止め薬、ペットフードなど中国製の原料や製品に有害物質が混入しているとの報道が相次いでいます。世界的にも中国産の製品などに対する安全性に不安が高まっています。漢方薬の原料である生薬もその多くが中国産を原料としていますので、このような社会的背景の中、今後も患者さまに安心して頂けますよう弊社の安全性の管理状況についてお知らせします。

生薬の輸入前の管理は?

生薬を中国から輸入するときは、長年の取引関係があり信頼のおける輸出会社に限定し、さらに産地をより安全な地域に限定して輸入をしています。1995年には中国浙江省に中国GMP(医薬品の製造や品質の管理をする基準)に適合した合資工場を設立し、生薬の安全性を含む品質管理の充実をはかるとともに、中国国内の産地情報の収集に取り組んでいます。

また、輸入前に生薬サンプルを取り寄せ、品質確認を行った結果、弊社の規格に適したものだけを輸入する先行管理も行っています。

生薬の輸入後の管理は?

それぞれの特徴をもった生薬の性状が一目で判る形状(全形生薬)で輸入しています。これは、外観による鑑別を容易にし、全体の品質確認を徹底するためです。日本薬局方など、公定書規格による各種試験を行い、これら全てに適合したものを使用しています。

このように生薬の外観等の特殊性や品質管理の状況から、この度問題となった不純物(化学物質)が混入することはありません。しかし、生薬は天産物ですので、安全性を管理するためには、残留農薬や土壌に由来する重金属、ヒ素の管理が必要です。そこで公定書規格に加え、これらの検査も行い、総合的に安全管理に取り組んでいます。

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